• "住民接種事業"(/)
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  1. 府中市議会 2021-09-17
    令和 3年第4回予算特別委員会( 9月17日厚生分科会)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 3年第4回予算特別委員会( 9月17日厚生分科会)               令和3年第4回府中市議会定例会             予算特別委員会厚生分科会会議録  令和3年9月17日午後2時59分、予算特別委員会厚生分科会を議場において開会した。 1 出席委員   主 査  大本千香子        副主査  広瀬和彦   分科員  田邉 稔         分科員  森川 稔   分科員  水田 豊         分科員  楢﨑征途 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   健康福祉部長   唐川 平   医療政策課長    皿田敏幸   市民課長     内海敏雅   健康推進課長    大森健司   女性こども課長  池田かおり  ネウボラ推進課長  山田資子   福祉課長     佐々本積   介護保険課長    山路英利   湯が丘病院事務長 岡 信洋   監査委員事務局長  渡邉俊文   ワクチン接種推進チーム主幹            宮原哲也 1 事務局及び書記   事務局長     皿田利光   主任        吉岡佑三子
    1 本日の会議に付した事件   議案第70号 令和3年度府中一般会計補正予算(第6号)について            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~               午後2時59分 開会・開議 ○主査大本千香子君) ただいまから予算特別委員会厚生分科会を開会いたします。  これより議事に入ります。  予算特別委員会に付託されました議案第70号「令和3年度府中一般会計補正予算(第6号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長唐川平君) まず最初に、補足説明資料といたしましてワクチン接種進捗状況9月14日現在を提出させていただきたいと思います。資料配信をさせていただきます。  ただいまタブレットに配信をさせていただきました資料でございますが、9月補正予算説明資料として当初その資料の中の資料1としてコロナウイルスワクチン住民接種事業のこれまでの成果をお示ししております。それが8月22日現在のデータでお示しをしておりますが、既にそれ以降3週間が経過をしておりまして、数字に乖離がございます関係で9月14日時点のデータを新たに配信させていただきました。御審議のほう、よろしくお願いいたします。 ○主査大本千香子君) これより本分科会審査区分となっている部分に対する質疑を行います。  質疑は、まず、補正予算説明資料に記載の事業について行い、次に、それ以外の部分について款または項の番号順に行います。原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いいたします。  なお、歳入のうち、本分科会審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いいたします。  これより補正予算説明資料に記載の事業について質疑に入ります。  まず資料1、新型コロナウイルスワクチン住民接種事業について質疑のある方は、順次御発言を願います。  水田分科員。 ○分科員水田豊君) この個別接種集団接種が10月から始まるということですが、この接種会場の中に市立病院が入っているのかどうか。  それと、接種事業の具体的な主な内容を教えていただきたいと思います。 ○主査大本千香子君) 宮原ワクチン接種推進チーム主幹。 ○ワクチン接種推進チーム主幹宮原哲也君) 私から答弁いたします。  まず、個別接種医療機関市立病院が入っているかという御質問でございますが、本市におきましては限りあるワクチンの効率的な使用、それからワクチンロスを防止するために、当初から集団接種のみで行っておりましたが、この8月から個別接種を開催いたすことにしております。そして接種の機会を拡大しております。  個別接種実施に当たりましては、市内医療機関意向調査を行いまして、ワクチン供給量、そういった制限もございますので、8つの医療機関実施をしていただいているところでございます。  御質問にありました市立病院につきましては、府中市民病院、それから府中北市民病院では、個別接種を行っていただいております。湯が丘病院におきましては、個別接種実施していただいておりませんが、入院患者接種は行っていただいている状況でございます。  続きまして、接種事業の全体的な内容について、この資料1に基づいて具体的に説明をさせていただきます。  まず、接種体制でございますが、府中市では、文化センターなどの集団接種、それからTTCアリーナを活用した大規模接種、そして8月から開始しました個別接種、この3つの体制接種実施しております。  資料の順番に説明をさせていただきますと、まず(1)の集団接種につきましては、文化センター上下町民会館等特設会場を設けまして実施しております。当初から限られたワクチンを効率的にロスなく使うというところに重点を置きまして、この集団接種中心接種を行っているところでございます。出務する医療従事者につきましては、府中地区医師会のうち、市内医療機関への派遣お願いして、実施をしていただいているものでございます。  (2)の大規模接種会場の設置につきましては、TTCアリーナ会場で1日約1,200回の接種を6月から8月にかけまして8日間実施をしております。ワクチン接種加速化を図ることができたものでございます。医療従事者につきましては、医師会ではなく、県内の医療法人お願いをして、一括で医師看護師派遣をしていただき、実施をしていただいたものでございます。  続きまして、(3)コールセンターの設営でございますが、接種に関する相談接種予約の受け付けを行うため、市のコールセンターを設置しております。市内接種会場予約は全てコールセンターで一元管理しておりますので、医療機関に個別の問い合わせをすることなく、市内接種会場の全てのあき状況も御案内することができております。  また、市のコールセンターでは対応し切れない専門的な御相談がありますので、そういった御相談は県が設置するコールセンターで応じていただいております。そうしたところに市町からの負担金も生じております。  (4)個別接種につきましては、先ほどもお話しさせていただいたとおり、8つの医療機関実施しております。現在では土日を中心とした集団接種、それと平日を中心とした個別接種を併用しながら接種機会を拡充して接種を進めているところでございます。  次に、(5)新たな取り組みということで挙げさせていただいております。医療従事者派遣支援事業でございますが、この間集団接種会場医師等派遣をいただいて、そうした医療機関では診療の休診、それから時間短縮、そういったところを行っていただきながら出務をしていただいております。そうしたところで診療報酬が減少している状況もございますので、新たな支援を行うというところを打ち出したものでございます。この集団接種会場につきましては、府中地区医師会の御協力によりまして、医師看護師派遣していただいているおかげで5月22日集団接種をスタートしておりますが、今日までほぼ毎日の接種をしていただける体制を維持できております。スムーズな接種を進めることができておりますので、今後の支援がさらにこうした協力につながるものというところも踏まえて今後必要と考えておりまして、今回の予算にも計上しているものでございます。  以上が資料1に掲げております接種事業の主な内容ということで、御説明をさせていただきました。 ○主査大本千香子君) ほかにありませんか。  広瀬主査。 ○副主査広瀬和彦君) 最新の接種状況を見させていただいたんですが、接種実績の中で65歳以上がまだ約1割の方が接種されていない状況なんですが、この未接種の方の状況は市として把握されているのかどうなのか。例えば介護施設については、そこの介護施設の専任の医療事業者の先生が打たれているのが多いと思うんですが、そういった意味では漏れはないとは思うんですが、ただ、在宅でいらっしゃる高齢者の方でまだ未接種の方がいらっしゃるのかどうなのか、これが非常に気になるところではあるんですが、そういったこの1割の部分はどういう状況になっているんですか。 ○主査大本千香子君) 宮原ワクチン接種推進チーム主幹。 ○ワクチン接種推進チーム主幹宮原哲也君) おっしゃるとおり、今、90%の接種率ということですが、反対を見ますと、10%の方がまだお受けになられていないということになります。市として把握をしているかという御質問でございますけれども、どういった方がどういった理由で未接種であるかの把握はできておりません。実際に考えられるのは、基礎疾患などで身体接種することが難しい方、そして接種をまだ迷っている方、そういった方もいらっしゃると考えております。つい先日も高齢の方ですけれども、副反応、また身体の影響がどうしても気になるので、迷っているというようなお問い合わせも直接受けたところもございます。こういった方はやはりまだある程度いらっしゃるのではないかと思っております。  在宅の方につきましても、訪問診療を行っていただいています医療機関におかれましては、まず希望を取っていただきまして、診療の際に接種をしていただくというような形で訪問接種を行っていただいておりますので、ある程度は接種を受けていただいているのではないかと思っております。  あと、接種率、今後100%にはなると考えてはおりませんけれども、しっかり打っていただくというところに関しまして、やはり迷っている方もいらっしゃると思いますので、そういった方には感染予防重症化予防のための有効の手段として接種を前向きに検討していただきたいというふうな呼びかけも行っていって、そうした接種率向上にもつなげていきたいと思っております。  以上です。 ○主査大本千香子君) 広瀬主査。 ○副主査広瀬和彦君) 変異株が威力を発揮して、府中市もですね、60歳以上の方がやはりぱらっと出られているような感じもしますので、こういった在宅高齢者の未接種の場合、多分各町内の民生委員さんが回られてというのが一番把握しやすいような気がするのですが、民生委員さんとの連携はどういった形になっておりますか。 ○主査大本千香子君) 宮原ワクチン接種推進チーム主幹。 ○ワクチン接種推進チーム主幹宮原哲也君) 民生委員の皆様にはですね、接種の始まる当初からこういった高齢の方で、接種を受けようというのがなかなか難しいと、判断が難しい方、そういった方などに対しても積極的な呼びかけは行っていただけるようにあらゆるところでお願いをしておりまして、実際に声もかけていただいていると聞いております。そういった形でまずは受けていただく、そういう気持ちになっていただくところが大事なんだと思いますので、そういったところから始めて今に至っている状況でございます。 ○主査大本千香子君) 広瀬主査。 ○副主査広瀬和彦君) よろしくお願いします。  それと、福山市の60歳代の方が接種券の再発行を行って4回接種したとの報道がありましたが、府中市の設置体制としてはどのようになっているのかお伺いします。 ○主査大本千香子君) 宮原ワクチン接種推進チーム主幹。 ○ワクチン接種推進チーム主幹宮原哲也君) 接種券の再発行につきましては、府中市でも現在まで200件を超える申請をいただいており、再発行を行っております。この事由といたしましては、まず紛失によるもの、それから府中市へ転入された方、そういったときに再発行を行っているものでございます。  府中市におきましては、再発行の際にワクチン接種記録システム通称VRSといいますけれども、こちらに記録があるかどうかを必ず確認をしております。ですので、接種を完了した方への再発行は行っておりません。また、このVRSというシステム記録が入ってなければ照合もできません。ですけれども、府中市の場合、予約システムと連動させておりまして、予約した人が接種を受けられたらその場で接種記録をつくりまして、このVRSにすぐ流し込めるようになっております。ですので、次の日にはVRSに反映されておりますので、そういったタイムラグもない状態で確認ができる状況になっておりますし、また市外で接種を受けられた場合でも確認ができるようになっています。  そして、もう一つ言いますと、市が行っておりますワクチン接種は全て予約システムを通しておりますが、こちらの予約システムも二重に予約ができないところがございますので、こうしたところからも今回のような事案の防止にはつながっているんじゃないかと思っております。 ○主査大本千香子君) 広瀬主査。 ○副主査広瀬和彦君) 以前お聞きしたときに、このVRSシステムへの入力ですね、個人の医療事業者接種した場合、そこにはシステムが多分ないと思うんで、市で回収して入力は後入力で多分されているんじゃないかな、そういう話で最初聞いた覚えがあるんですが、こういったタイムラグでそういうことが起きることはないのか。 ○主査大本千香子君) 宮原ワクチン接種推進チーム主幹。 ○ワクチン接種推進チーム主幹宮原哲也君) 府中市の接種におきましては、タイムラグはございません。その日に接種をした方のリストが医療機関から返ってまいりますので、その都度データを作成しております。ですので、その日もしくはその次の日ぐらいには接種状況が入る状況で今、進めております。 ○主査大本千香子君) 広瀬主査。 ○副主査広瀬和彦君) はい、わかりました。強固なシステムになっていることがわかりました。  それと、現在供給されたワクチンの数で今大体何%の接種率を最終的に見込んでいるのかと、また今後供給される数で市として把握している数がわかればお伺いします。 ○主査大本千香子君) 宮原ワクチン接種推進チーム主幹。 ○ワクチン接種推進チーム主幹宮原哲也君) 供給されたワクチンの数で何%という御質問でございますが、今現在供給が決まっておるワクチンの数でいいますと、5万6,550回接種ができるようになります。ですので、1人2回接種ですから、2万8,275人分、こちらのワクチンが確保できる見込みとなっております。9月1日時点の人口で12歳以上の対象者につきましては、3万4,731人いらっしゃいますので、接種率にいたしますと、81.4%の方が接種を受けられる計算になります。これには医療従事者接種状況は含まれておりませんので、約1,300人いらっしゃいますこちらを合わせますと接種率が85%程度になると推測されます。また今後ですが、ファイザー製ワクチン供給が不透明でございますので、モデルナ製ワクチンにつきましても供給を要求しております。こちらが確保できる見込みとなっておりますので、これと合わせると対象者の約88%程度の接種率をクリアできる量のワクチンが確保できる見通しでございます。昨日ですか、メールでも流させていただきました、あすからまた個別接種予約枠も再開をさせていただきます。ワクチンの配分が決まりましたら、そういったその都度早急にまた予約をあけさせていただいて、接種を受けていただきたいと考えています。  最終的には希望する方どのぐらいいらっしゃるかわかりませんけれども、そういった全ての方が接種を受けていただける量のワクチンの確保に向けて全力で取り組んでいきたいと思います。 ○主査大本千香子君) 広瀬主査。 ○副主査広瀬和彦君) 最後にですね、12歳から64歳までの接種対象者に対して、特に10歳代の若い世代になると思うんですが、接種率を上げる上での正しい情報、これがSNSなんかで、非常にワクチン接種に対しての誹謗中傷的な部分が評価も出ていると思うんですが、そういったフェイク的なニュースが多い中で府中市として正しい情報などを広報活動としてどのように若い人がされているのか、そこのところを教えていただければと思います。 ○主査大本千香子君) 宮原ワクチン接種推進チーム主幹。 ○ワクチン接種推進チーム主幹宮原哲也君) 今、予約状況でいいますと、予約は開放しますとすぐ埋まるような状況でございますが、今後8割も超える状況でもありますので、今後は未接種の方へのできるだけ接種を受けていただけるような周知が重要であるとも我々も考えております。  中でもおっしゃるとおり、若い世代接種率が少し低い状況でございます。副反応の不安、それから先ほどおっしゃったネット上にある身体上の影響とかそういった正しくない情報もたくさん出ておりまして、そういったところから接種をためらっている人も一定程度いらっしゃるのではないかと考えております。こうした不安を取り除くために、リスクよりも感染予防重症化予防の効果のメリットのほうが大きいというところを周知していただきまして、前向きに接種を検討していただけるよう、呼びかけをしていきたいと考えております。  具体的に言いますと、ホームページにはもうそういった形で掲載をしております。市のメール配信、それからLINEを利用しまして、若い世代や妊娠している人、児童・生徒の保護者に向けてワクチン接種情報、それから接種の効果、そういったものを取りまとめて公開をしていますので、そちらのほうもどんどん紹介をしていきたいと思いますし、また10月号の広報につきましてもそういったものを取り上げていきたいと考えております。そのような形で今後も呼びかけを行っていきたいと思います。 ○主査大本千香子君) ほかにありませんか。  森川分科員。 ○分科員森川稔君) 今の質問の続きになるかと思うんですけれども、他市町では例えば中学・高校入試とか大学入試のそういった年齢の方に優先接種ということもされているところもあったり、今後検討するというようなところがあるんですけれども、府中市ではそういったことをしなくてもですね、今回の予算枠でそうした方に全部行き渡るような接種ができると認識されているのか、その辺についてちょっとお伺いをしたいと思います。 ○主査大本千香子君) 宮原ワクチン接種推進チーム主幹。 ○ワクチン接種推進チーム主幹宮原哲也君) 優先枠の御質問でございますけれども、これまで府中市の予約につきましても、予約を開始すればある程度しますとすぐいっぱいになる状況もございますが、今、若い世代向けにも、7月の当初から65歳未満全ての方が接種予約できる状況できております。そうした中で、若い世代予約につきましても他市町では困難な状況があるというところはございますが、府中市におきましては、特別予約が困難であるとは正直思っておりませんので、こうした特別枠を設けるということではなく、一般枠の中で接種を受けていただける状況があると考えておりますので、こうした特別な枠を改めて設けることは今のところ考えておりません。 ○主査大本千香子君) ほかにありませんか。  田邉分科員。 ○分科員田邉稔君) 今のを聞いていますと、現在65%台で、社会的免疫を達成するにある程度十分なところまで来たので、今後冬にかけて次の波を乗り切ることができるんじゃないかと期待しています。  それで、質問は、予算的な面で医療従事者の時間給がここに書いてあるんですけれども、医師看護師がこれは全国的比率なのか、府中市が算定基準を決めたものか、それと個別接種開業医等接種する場合の報酬は別な基準でやられるのかお聞きしたい。  それと、今年度の今回の補正、1億5,300万円ということで、この不足分を補うということですけれども、これで今年度分については何とかこれで十分間に合うのかという件についてお聞きしたい。  それと、接種体制確保事業委託されているんですけれども、これについてはどういう方法でどの業者委託して、そこで賄える雇用というのは府中市内人材で確保されるのか、その辺についてお伺いしたいと思います。 ○主査大本千香子君) 宮原ワクチン接種推進チーム主幹。 ○ワクチン接種推進チーム主幹宮原哲也君) 3つ御質問されていました。  まず1つ目医師派遣支援事業の時給の算定根拠につきましては、先ほどもこの目的につきましては申し上げたところでございますが、これまで平日の診療時間内に医療機関に御協力いただけたことで、接種枠の拡大、それから加速化については進めることができております。先ほども言いましたとおり、報酬の減少につながっているところもございまして、今事業を打ち出しているものでございまして、この時給につきましては、県の補助事業、これは医療機関の時間外・休日に集団接種会場医師派遣する際の医療機関支援がございまして、そちらを参考にしたものでございます。市の支援事業につきましては、医療機関診療時間内に医師看護師派遣していただくと、こちらの際に支援をすると考えておりまして、この単価につきましては、県の補助額と同額を市の補助額として考えているものでございます。  それから、個別接種をする際の報酬ですが、個別接種につきましては、1件につき2,070円の報酬をお支払いするようになります。これは全国で決まっている単価でございます。  続きまして、補正予算でこの予算で足りるのかという御質問でございますが、今回、今、令和3年度の予算につきましては、令和2年度予算繰り越し分として執行しているものでございます。3月議会で答弁させていただいたとおり、市民の皆様の安心と健康を守るため、国家プロジェクトでもあるワクチン接種を確実に進めていくことで3億4,000万円を計上しています。今回の補正予算につきましては、今後の事業を確実に行っていくために、現時点で事業全体の見込みを算出した結果、資料1に挙げております執行見込額にあるとおり、どの部分というよりも、事業全体で1億5,300万円が不足することから、今後の接種体制を維持して、希望する皆さん接種を完了していくために必要な額として計上しているものでございます。この事業につきましては、これまで経験したことがない事業でございます。まさに走りながら決めていくことも多く、接種体制の構築、それから加速化のために、集団接種体制強化、それから大規模接種の設置など、当初予定していないことも機動的に対応しております。そうした結果、今、順調に接種を進めているところもあると感じております。今後、この予算で本当に足りるのかという御質問でもございますが、今後まだ3回目の接種について今、国でも議論が始まっております。こうしたところでさらに予算が不足するような事態も想定されておりますので、今後の国の動向にも注視しながら、最終的には市民皆さんの安心・安全を守ること、そのために確実に事業を行っていきたいと考えております。  もう1点、接種体制確保事業委託については、どういった方法でどの業者委託をしているかという御質問でございますが、この委託料につきましては、集団接種会場、それからコールセンターの運営に関する委託料でございまして、委託先につきましては、株式会社近畿日本ツーリスト委託をしております。こちらの業者の選定の方法につきましては、ことし2月プロポーザル方式によりまして、5者から事業提案を受けた中で、最も評価の高かった事業者に決定をし、今、委託をしているものでございます。こちらコールセンターにも、それから接種会場のスタッフにもやはり人材が必要となりますが、市内の方の雇用ももちろんありますけれども、全てではなく、福山とか近隣の市町からの人材についてもこちらで雇用している状況でございます。 ○主査大本千香子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査大本千香子君) それでは、補正予算説明資料に記載の事業についての質疑はこれにて終了いたします。  次に、款または項の番号順質疑を行います。  まず、歳出の3款民生費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  水田分科員。 ○分科員水田豊君) 22ページ、マスクの件ですが、資料の中を読むとちょっと分からなかったんですが、22ページを読むと、この民生・児童委員の方にマスクを配るということのように思うんですが、それでいいのかどうかということと、先ほどもありましたが、民生・児童委員の方が回られていろんな情報を持たれていますけれども、そういうところら辺からコロナに関していろんな要望等とかですね、意見とかは上がっていて、その中で特に対処が必要なことがあるのかどうか、お聞かせ願いたい。 ○主査大本千香子君) 佐々本福祉課長。 ○福祉課長(佐々本積君) この事業についてなんですが、前年と同様の事業として説明文書を書きかえておりましたために、説明文の書き方が悪かったのですが、この事業については、マスクを配るというものではなくて、民生委員・児童委員さんの、日頃からひとり暮らしの高齢者等への見守り支援や、地域住民の生活相談にコロナ禍において欠かせないマスクなどの衛生用品、それから通信費とか、そうした燃料費などの経費を年間1万2,000円を補助するものです。民生委員さんの意見としてお聞きしたこととして、民生委員自身で困っていることはあんまり、金銭的な要望とかそういったことはありませんでした。住民の方の要望についてちょっと民生委員が言われていたということもありませんが、別件でコロナ禍において民生委員・児童委員の活動自体がまとめることができないということがあるために、この事業等使いながらマスクの着用を徹底し、携帯の消毒液を持って訪問活動を行い、地域の皆さんの規範となるようにこのコロナ禍においての行動として規範となるように、民生委員さん自体は努めて行動しておられます。敬老会行事等が中止になっても、町内会と一緒に配ったり、そして市民の方にそういった配慮をされたり、それから外出の少なくなった高齢者世帯の訪問等も積極的に行うことでかなり気を使って仕事はされている状況です。  そうした中で、地域の皆さんの協力や地域の人々の気遣いですね、「民生委員さん助かります」というようなお言葉とか、それからあと感謝の言葉等が民生委員さんの支えになっているということを聞いております。民生委員・児童委員をやってよかったと思えるように、これからも皆さんの協力をよろしくお願いしますというお声をちょっといただいておりますのでお伝えしておきます。 ○主査大本千香子君) ほかにありませんか。  広瀬主査。 ○副主査広瀬和彦君) 放課後児童クラブの件なんですが、この放課後児童クラブについては今後外部委託を行う上でのプロポーザルという形で準備をされていると思うんですが、利用されている保護者からちょっと不安な声をお聞きしているんですが、今までとどのように変わっていくのかというところを体制内容も含めて不安視されているところがあるんですが、それについてお聞きします。 ○主査大本千香子君) 池田女性こども課長。 ○女性こども課長池田かおり君) 府中市放課後児童クラブにつきましては、これまで市の直営で運営を行ってきましたが、児童育成に係る事業経験のある民間事業者のノウハウを取り入れることにより、質の高いサービスを提供することなど、効果を期待しまして、府中市内12クラブあるんですが、こちら全てのクラブについて、今年度12月1日より業務委託することといたしております。7月14日には既に公募型プロポーザル方式によりまして業者選定を行いまして、放課後等デイサービスの運営実績がありますキャレオス株式会社というところに決定をしております。9月初旬には契約を締結しておりまして、現在業務開始に向けて順次引継ぎを行っているところでございます。
     委託によって大きく変わる点といたしましては、支援員の雇用が、府中市が直接雇用していたんですが、12月からはキャレオス株式会社へ変わるところが大きい点だと思います。現在雇用している支援員については、希望者は全員キャレオス株式会社で雇用される予定です。また、支援員をサポートするために、現在の体制にプラスをしまして、全体統括者1名、それから3名のスーパーバイザーを配置します。体制を整えることによりまして、トラブル等にも迅速に対応できるようになります。さらにこれまで直営で実施してきた中で、課題が幾らかあったんですが、その中でも特に課題としておりました集団になじめない子とか発達に課題のある児童への対応につきまして、支援員を対象に年間を通じて専門性のある研修を実施することとなっておりまして、支援員の質を向上させ、児童や保護者の方に安心してクラブを利用していただけることを期待しております。  また、クラブによってまちまちであった活動内容につきましても見直しを行いまして、充実した内容の企画運営を実施してまいります。  市としましては、委託後は市と委託業者とで定例ミーティングを実施いたしまして、状況把握に努め、現状業務の改善に向けて協同で取り組んでまいりたいと考えております。  なお、利用申し込みとか利用の徴収につきましては、これまでどおり市で行います。委託になることによって利用者の皆様に手続等で御負担をおかけすることはございません。サービスの向上を実感していただき、児童クラブへ預けてよかったと思っていただけるような運営を目指して取り組みを進めてまいります。 ○主査大本千香子君) 広瀬主査。 ○副主査広瀬和彦君) この外部委託を進めるに当たって、12月1日から移行するということなんですが、今回の補正のところには950万円の追加が上がっているんですが、実際に次年度も含めて大体年間今までとどれぐらい費用が違ってくるのか、そこのところを教えていただければと。 ○主査大本千香子君) 池田女性こども課長。 ○女性こども課長池田かおり君) 今年度につきましては、4月から11月までの8カ月は市の直営で運営いたしまして、12月から運営業務の全般を委託することとなります。また、9月から11月までは引継ぎ期間といたしまして、12月からの運営に向けた準備や面接、場合によっては増員のための採用をしていただくこととなります。今年度の当初予算につきましては、昨年12月の段階で委託金額の算出、概算を算出いたしまして、報酬費から運営業務の委託料全額を組み替えをいたしました。しかし、委託料には支援員全員のこれからの4カ月分の給与と12月の賞与に加えまして、社会保険料などの福利厚生費、引き継ぎに係る経費やそれから現在インターネットがないんですが、そちらのインターネットの環境整備などをしていただく投資費用、それから業務管理費などが含まれております。このため、講習費が950万円不足しておりまして、今回補正額として計上しているものでございます。  令和3年度の見込みとしましては、この950万円分が委託により増額部分となります。しかし、先ほど申し上げました引き継ぎに係る経費やインターネットなどの初期投資費用、4名の統括支援員やスーパーバイザーの人件費も含まれているため、委託することで経費は増額となりますが、放課後児童クラブのさまざまな課題を解決し、子供たちの健全育成のために必要な経費だと考えております。 ○主査大本千香子君) 広瀬主査。 ○副主査広瀬和彦君) 金額的な部分で今回950万円補正で追加になるんですが、多分これで間違いないと思うんですが、会計年度任用職員報酬等59人の経費で2,814万5,000円と、放課後児童クラブ事務委託料4,094万円、あと補正が950万円という形で約8,000万円ちょっとかかるのかなと思うんですが、これと比べると今度、例えば令和4年の本当丸1年でいくと、この8,000万円がそのまんまで済むのか、それとも幾らか追加になるのか、そこを教えていただきたいんですが。 ○主査大本千香子君) 池田女性こども課長。 ○女性こども課長池田かおり君) 令和4年度ですが、現在令和3年度は委託が4カ月分となりますので、来年度1年間分となります。12カ月分となりますので、やはり金額が上がってくるようになります。今の見込みでは、先ほど言われましたように8,600万円ぐらいが今年度全部でかかる経費となると見込まれますが、来年度が9,700万円かかる予定でございます。ですが、利用料、それから県や国の補助が入りまして、市の負担としましては、令和3年度と比べまして令和4年度は800万円程度上がる予定でございます。 ○主査大本千香子君) 広瀬主査。 ○副主査広瀬和彦君) 予算的には上がるのはわかりました。あと、実際にこれをやる上で今、予算も増額になっているんですが、実際に利用されている保護者の負担ですね、これについては増額は今後あり得るのか、それとももうこのままで市が増額分については負担する形になるのか、あともう一つが利用者の保護者への説明ですね、これはどういうふうにされようとしているのか、そこのところ教えてください。 ○主査大本千香子君) 池田女性こども課長。 ○女性こども課長池田かおり君) 保護者の利用料につきましては、現在検討しているところではありますが、上げる予定にはしておりません。ただ、公平性を図るために、夏休みとか冬休み、春休みにつきましては一日中保育をしておりますが、同じ料金でいっておりますので、そこの部分とそれから兄弟減免をしているんですが、兄弟減免の見直しを今、検討しているところでございます。  保護者への説明につきましては、10月を予定しておりまして、実施形態としましては、新型コロナウイルス感染拡大という観点とそれから児童クラブに預けておられる保護者の方が就業しているということで集まりにくいという配慮をいたしまして、ウェブを活用した方法を検討しております。紙ベースでの資料配付とあわせまして、説明内容を動画で作成しまして、配信を考えております。保護者の方が都合のつく時間に御覧いただくことができるように対応いたします。また、保護者の方の不安とか疑問とかにつきましても、ウェブの中で質問を受け付けまして、回答させていただくことによって不安解消を図りたいと考えております。 ○主査大本千香子君) ほかにありませんか。  田邉分科員。 ○分科員田邉稔君) 保育事業に要する経費で、久佐保育所のごみ収集委託料とあるんですけれども、それに関連して、この久佐保育所をきれいにすることによって今、何かこれから売却か何かで入札されるということを聞いているんですけれども、実際今後保育所建物跡がどういうふうになる見込みなのかわかれば教えてください。 ○主査大本千香子君) 池田女性こども課長。 ○女性こども課長池田かおり君) 平成27年度末で廃所となっております元久佐保育所につきまして、売却に向けての不要物品処分費を計上させていただいております。売却に関しましては、土地と建物合わせての売却を考えておりまして、使用方法や用途につきましては、できれば地域の活性化につながるような活用をしていただければと思っているところではございますが、実際は入札により落札された方の意向によるものとなりますので、ここでの明言はできませんので、御了承ください。 ○主査大本千香子君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査大本千香子君) なければ、歳出の3款民生費の質疑はこれにて終了いたします。  続いて、4款衛生費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査大本千香子君) なければ、4款衛生費の質疑はこれにて終了いたします。  そのほかにありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査大本千香子君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について、議員間討議を要求される方は、挙手を願います。                〔挙手する者なし〕 ○主査大本千香子君) それでは、本議案については議員間討議を実施いたしません。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査大本千香子君) 以上で予算特別委員会に付託された案件の本分科会における審査は終了いたしました。  分科会報告の作成については、御一任願います。  以上で予算特別委員会厚生分科会を散会いたします。                午後3時50分 散会...